1933年3月27日
ヴァル・ドワーズ ヴェトゥイユ生まれ
「キュイジーヌ・マンスール」という言葉がある。
この「太らない料理」という考え方は、彼の最大の功績のひとつだが、現代の人々の食に対する捉え方をいち早く察知し、具体的にこれを提唱してきたことに大きな価値がある。
1976年に出版した「おいしく食べて太らない料理」さらに1978年の「グルメのための美食料理」はゲラールの料理観がよく出ていて大変興味深い。
太らないとかダイエットとか言葉にすれば簡単だが、高い質の味を維持しつつ、低カロリー、低脂肪を実現しようとすると、かなり難しい。
ミシェル・ゲラールのおいしくて軽い料理はまたすぐお腹が空くし、食べたくなるのだ。
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